「復縁するのに冷却期間が必要というけど、どのくらいだろう？」と不安に思う方も多いと思います。
この記事では、別れた原因や状況別に復縁までの冷却期間の目安をお伝えします。
復縁を叶えるための正しい冷却期間を知り、あなたの復縁に役立ててください！
復縁に冷却期間が必要な理由
冷却期間は、元彼に復縁を受け入れてもらうための準備期間です。
別れたということは、元彼はあなたに少なからずネガティブな印象を持っていますし、気持ちも不安定になっています。
元彼の気持ちが整理されていないときに、どれだけアプローチをしても、ふたたび恋愛感情を芽生えさせることはとても難しいです。
それに、別れの原因になったことを改善しなければ、復縁してもまたすぐに別れてを繰り返すことになります。
なにもせずにただ期間を置くということではなく、再び彼に愛してもらえるように別れた原因を改善したり、現状を冷静に見つめ直すために冷却期間を作りましょう。
男性心理に有利に働く効果も！
男性は時間の経過とともに「嫌い」という感情を「忘れる」生き物です。
女性が、昔あった辛い出来事や苦しい感情を細かく覚えていることが多いのに対して、男性はネガティブな感情を忘れる傾向があります。
ですから、冷却期間を適切に置くことで彼の中に宿る負の感情をリセットすることができます。
男性が思い出に恋をしやすいと言われるのも、嫌な思い出だけ忘れて良い思い出だけが残りやすいからです。
男性心理の観点で見ても、復縁のためには冷却期間が大切なことが分かりますね。
女性としても冷却期間は重要
連絡したり会ったりしない冷却期間期間を作るのは、元彼の気持ちが落ち着くのを待つためだけではありません。
どれだけ冷却期間を置こうが、あなたが別れの原因を解決しなれば復縁は叶いません。
また彼に好きになってもらえるような女性になるために、自分磨きをして外見や内面をさらに魅力的にする努力をしましょう。
そして成長した姿を彼にアピールして、彼に「今の二人なら、もう昔のようになったりしないな」と確信させて彼の気持ちを復縁へと動かしていくのです。
冷却期間を置かずに失敗した体験談
冷却期間を無視すると時には取り返しにつかないことになる場合も。
彼に別れようと何度言われても私は嫌だ嫌だとわめくばかりで…
結局、何を送っても既読無視でそのまま別れることになりました。
本当ならそこで冷却期間を置いて耐えるべきだったのですが、こんな私です。
1週間もたたずに我慢できなくなり、何度も連絡したり電話しました。
気がつけば連絡先は全てブロック。
彼のSNSをその後見つけたのですが、ブロックされた1週間後に新しい彼女と付き合ったみたいでした。
共通の知り合いいわく、彼は私と向き合う気持ちがちょっとはあったようなんです。
ただ、最後の最後まで私の自分勝手な行動が、彼の中に残っていた私に対するわずかな想いさえも消し去ってしまいました。
あの時、冷却期間を置く勇気が私にあったら..と、1年たった今でも後悔します。
冷却期間を置かないということは、自ら復縁の可能性を潰してしまうことと同じなんですね。
【状況別】復縁までの冷却期間
復縁に成功するまでの冷却期間は人によって違います。
どのくらい冷却期間を置けば良いかの目安は、別れた原因や状況で判断することができます。
別れた原因によっては、あなたと彼に必要な冷却期間は”1年”かもしれませんし、反対に”0″かもしれません。
どのくらい冷却期間が必要になるかを別れの原因や状況別にまとめています。
別れた経緯と照らし合わせながら、必要な冷却期間を知りましょう。
些細なケンカが原因で別れた場合
冷却期間の目安2週間
本当に些細なことだったにもかかわらず喧嘩して別れた場合は、お互いまたは一方が感情的になりすぎていただけということがほとんどです。
ちょっと時間が経過すれば、「あそこまで怒る必要なかったな」と冷静になるもの。
2週間ほどたってお互い感情が落ち着いたころに「ごめんね」と歩み寄ることができれば、相手も「俺の方こそごめん」と歩み寄ってくれます。
むしろ時間を置きすぎると気まずさが増し、すぐに修復できた関係も修復できなくなってしまう恐れがあります。
彼の嫉妬が原因で別れた場合
冷却期間の目安2週間
彼の嫉妬が別れの原因なら、彼はまだあなたに好意を持っている可能性が高いので、2週間程度の冷却期間でOKです。
例えば、「他部署の年下の男と仲良くしているのが気に入らず別れを切り出してきた」や「他の男性からLINEがあり、通知画面に男性の名前が表示されているのを見られて別れを切り出された」などです。
わざと彼を嫉妬させたりするような行動を取るのはNGですが、彼が突発的に嫉妬し別れを切り出してきた場合は冷却期間をあまり置かずとも大丈夫でしょう。
彼から一人の時間を奪ったことが原因の場合
冷却期間の目安1ヶ月
男性は、付き合うまでは好きな人のために時間を使いますが、付き合うことができた途端に自分の時間を優先するようになる傾向があります。
男性にとって、趣味に没頭したりする一人の時間も非常に大事なのです。
彼の時間を奪ってしまったことが原因で別れたのなら、今後付き合ったら絶対に彼の時間は奪わないという変化や気持ちを見せることが必要になってきます。
別れてからすぐに「もう時間は取らない」と伝えても、なかなか信用を得るのは難しいです。
そのため1ヶ月ほどは冷却期間を設けることが大切になってくるでしょう。
あなたの浮気が原因で別れた場合
冷却期間の目安1ヶ月
女性の浮気が原因で別れた場合、男性はプライドが傷つけられたと感じたり、悔しさを感じていることが多いです。
「悔しい」と感じるのは、裏を返せば「本当は自分のものにしたいし、付き合いたい」という感情があります。
彼の熱が冷めないうちにアプローチすることが大事になってくるので、1ヶ月ほどの冷却期間であれば大丈夫でしょう。
もちろん、男性によっては深く傷つく人だっています。
深く傷ついた場合は恋愛感情が一気に冷めてしまうこともあるので、そのあたりは彼の様子を見ながら冷却期間を調整していく必要があります。
あなたの束縛や重たさが原因で別れた場合
冷却期間の目安3ヶ月
男性が恋愛に求めているものの1つとして、「仕事の疲れを彼女に癒してもらいたい」という気持ちがあります。
彼女に癒してもらいたいのに、真逆である「束縛や重たさ」を感じてしまったら、「他の人に癒してもらおう」と違う女性に目を向けてしまいます。
違う女性を意識している彼にアプローチをしても、逃げられてしまうだけですので、3ヶ月は冷却期間を置いて、彼の中にある「束縛されていた」という印象が消えるまで待ちましょう。
彼の仕事が原因の場合
冷却期間の目安3ヶ月
男性は、本能的に恋愛よりも仕事や本業を優先します。
「転職したばかりで仕事が落ち着かない」「仕事のストレスで余裕がない」「残業続きで君に構えない」こういった言葉が彼の口から出た場合は、「君との恋愛よりも自分の仕事をどうにかしたいんだ」というメッセージです。
彼が仕事を優先している場合は、一度自由な時間を与え解放してあげることが大切になります。
本業に集中し、余裕を取り戻すには割と長い期間が必要になるので、3ヶ月は冷却期間を設けたいところです。
度々ケンカをしていた場合
冷却期間の目安3ヶ月
男性は、付き合う相手に”癒し”を求める傾向があるので、何度もケンカを繰り返して居心地の悪さを印象付けてしまうと、他の女性に癒やしを求めるようになります。
悪い印象を払拭するにはそれなりの冷却期間が必要になるので、喧嘩しすぎた場合は期間をしっかりと取る必要があります。
彼が結婚を考えられなかった
冷却期間の目安半年
「まだ結婚を考えられないから」と別れを切り出した男性の心理には、「このまま付き合っていても彼女の貴重な時間を奪うだけだ」という罪悪感が少なからずあります。
ちょっとやそっとの期間ではその罪悪感は消えないので、じっくり腰を据える必要があるでしょう。
しかし、結婚が考えられないのが障害となっているだけで、恋愛感情自体は失われていません。
これは後々チャンスになります。
時間を置かず焦ってアプローチをして、彼の中に残る恋愛感情さえも罪悪感で消されてしまわないよう注意しましょう。
マンネリが原因で別れた場合
冷却期間の目安半年
マンネリ化したことが原因で別れた場合、新鮮さや変化を見せることが復縁を叶える鍵を握ります。
新鮮さは変化は、生半可な冷却期間では感じさせることができません。
逆に言えば、しっかり距離を取ればシンプルに復縁しやすいケースになります。
元カノや他の女性に彼の気持ちを奪われた場合
冷却期間の目安半年
元カノに気持ちが向いている彼を強引に引き戻そうとしても、うまくいく可能性はかなり低いです。
男性は、簡単に手に入らないものに魅力を感じる生き物なので、アプローチされればされるほど余計に元カノに魅力を感じてしまいます。
こういう場合は勇気を出して冷却期間をたっぷり設けること。
離れていくあなたに対してもモヤモヤや関心が湧き、復縁のチャンスが芽生えるはずです。
浮気相手に夢中な場合
冷却期間の目安半年
浮気相手に夢中になる時は大抵、「自分が手にしていなかったものを手に入れることができた」という”喜びに恋している”ものです。
喜びは短時間でなくなるものですが、だからと言ってこちらから焦ってアプローチをすると逆にその喜びを助長させてしまいます。
また、浮気をする男性は独占欲が強いので、簡単にこちらからアプローチすれば「いつでも手に入りそう」と無意識に思われてしまうので熱も冷めがちです。
別れを受け入れず何度もすがった場合
冷却期間の目安1年
彼に何度すがっても別れの決意が変わらなかったのは、それだけ「付き合っても絶対にうまくいかない」という気持ちで固まっていたからです。
頑固すぎる男性は、押しても押しても考えを変えることはありません。
頑固すぎる男性が考えを変えるのは、これからの日常や人生でなんらかの経験に影響された時。
些細な出来事がきっかけになって、「もしかしたら今ならあいつとうまくいくのかも」と急に考えが芽生えることも。
そういった展開が訪れるにはかなりの時間を要するので、じっくり1年の冷却期間を置いて彼を信じる時間を作りましょう。
セックスレスや体の相性が原因だった場合
冷却期間の目安1年
男性は基本的に女性よりも性欲が強く、彼女とのセックスがうまくいかないと「一緒にいても満たされることはない」と考えてしまい、どうしても恋愛感情が湧かなくなります。
男性が女性と付き合う時はほぼ確実にセックスすることも考えるので、「この人と付き合っても結局セックスがうまくいかない」という先入観があると、いざ復縁のきっかけが訪れても復縁に前向きになってくれることはないでしょう。
男性にとってはそれくらい、セックスがうまくいかないことに対する精神的なダメージはでかいです。
1年の冷却期間を設けてお互い傷を癒しつつ、色んな経験を積んでいくことが大切になるでしょう。
婚約破棄をされた場合
冷却期間の目安1年
婚約破棄になったということは、原因がどうであれ「婚約を破棄してまでも別れた方がいいんだ」と決心していることになります。
相当な決断だったはずなので、そう簡単に復縁しようとは思えないでしょう。
こういう時は、大きな大きな時間を置いてまずはお互いの関係をリセットすることから始めなければなりません。
関係をリセットするには、最低でも1年という冷却期間を設けるのは必須だと言えます。
冷却期間がいらないケース
まれなケースではありますが、冷却期間が必要のないこともあります。
もし、あなたが以下のような状況であれば、冷却期間なしで復縁できる可能性が高いです。
お互いの意思ではない場合
両親や友達などの第三者に無理やり別れさせられたなど、第三者のせいでやむを得ず別れた場合、冷却期間を置かずにすぐ復縁を切り出すようにしましょう。
時間がたって相手に好きな人ができたり、恋愛感情が徐々に冷めてしまう恐れがあるからです。
自分から勢いで”別れたい”と切り出した
感情的になって不本意な別れを切り出した場合、数週間たってから復縁しようとすると「自分勝手だ」と思われる危険があります。
場合によっては、「他に好きな人がいたのかな」「違う人とうまくいかなかったら戻ってきたんだろう」といった勘違いをされることも。
すぐに別れを撤回すれば最小限のダメージでおさえることができますので、冷却期間は置かない方が良いでしょう。
遠距離などの障害が原因の場合
遠距離などの障害が原因で、お互いが嫌いになっていないのにやむを得ず別れとなった場合も冷却期間は必要ありません。
彼が新しい恋人を探してしまう前にアクションを起こしてみるのがよいでしょう。
絶対ダメ！冷却期間にやってはいけないNG行動
別れた後もLINEやメールを”一方的に”送りつけている
別れた後、彼から返信が来ないのに何度も連絡を送り続けると、冷却期間が長くなったり、最悪の場合ブロックされてしまいます。
彼が向き合う準備ができていないのに一方的に連絡をしても、圧迫感やプレッシャーを与えてかえって逆効果です。
連絡を遮断することで、縮められる距離もあるのです。
何度も何度も会おうとしている
彼が向き合う準備ができていないのに何度も会おうとする行動もNGです。
彼の中にあるネガティブな感情が和らがないと、会うことになかなか前向きになれません。
彼に向き合う準備ができるまで待ってあげることも愛情です。
彼の家や会社に押しかける・待ち伏せする
相手を驚かせるような行動は、かなり悪い印象を与えてしまいます。
冷却期間は悪い印象を和らげるための期間なので、逆に悪印象を与えてしまうのはよくありません。
体の関係を持つ
付き合わっていないのに体の関係を持ってセフレのようになると、恋人の関係に戻れなくなってしまいます。
「付き合っていないけど、自分のものだ」と感じてあなたへの関心を失ってしまうので、復縁するのはかなりハードルが上がるでしょう。
体の関係は、彼と一緒にいられる幸せを感じられるので「ダメだ」と分かってもなかなか関係を切れないものです。
冷却期間にやるべきこと
冷却期間とは、ただ時間を置けばいいだけではありません。
彼が気持ちを整理する期間でもあり、あなたが別れの原因を解決して冷静に考える期間でもあります。
冷却期間に具体的になにをすればいいのかをお伝えします。
別れの原因を振り返り、解決する
何らかの原因があって別れたはずなので、別れの原因を振り返り、きちんと解決しましょう。
たとえば、あなたの束縛が原因で別れたのなら、彼ばかりにならない生活を送れるよう「新しい趣味を見つける」といった解決策をとることができますよね。
冷却期間中だからこそできる行動なので、改善点、解決策を見つけてアクションを起こしましょう。
変化を身に着ける
元彼に会う機会があっても、「やっぱり前の悪いところが出てるな」「何も反省してないな」と思われてしまっては意味がありません。
別れる前よりも魅力的な自分を見せられるよう、内面はもちろんですが外見の変化も身につけましょう。
・ダイエットをする
・ファッションの系統を変える
・メイクやヘアスタイルを変える
どういう変化が良いかは、別れの原因を元に考えるとスムーズに見つかるはずです。
彼を考えない時間を作る
復縁願望が強ければ強いほど、冷却期間を乗り越えるのは辛い毎日の連続となります。
心が病んでしまっては元も子もありません。健康な精神状態をキープすることも大切ですから、彼以外に夢中になれるものを冷却期間中に見つけましょう。
友達と会う機会を増やす、資格の勉強をはじめる、新しい趣味を見つけるなど、何か新しいことを始めると良いでしょう。
彼以外のことを考える時間が増えれば、必然的に彼を考える時間が減り冷却期間を乗り越えやすくなります。
冷却期間があけたらすること
別れの原因を解決して冷却期間があけたら、LINEをしたり、実際に会って接点を作りましょう。
不安もあると思いますが、別れの原因を解決して、新しく生まれ変わったあなたの魅力を伝える大事な機会です。
冷却期間あけのLINE内容例
まずは気軽なLINEを送って、彼の反応を見てみましょう。
久しぶりに連絡をすることは少し不安かも知れませんが、丁寧な態度を心がければ、彼も懐かしさを感じて気軽に応じてくれます。
「元気にしてますか？」
「久しぶりです。」
と短めのメッセージからはじめてみましょう！
[aside type=”warning”]復縁したい気持ちを熱く伝えたり、未練があることをほのめかすのは絶対にNGです。
あくまでも、いち友人としてのスタンスで、気軽さを演出した連絡をしましょう。
恋人だったときの距離感で接すると、まったく成長していないと勘違いされてしまいます。[/aside]
実際に会って変化を見せる
ほんの一瞬でも実際に会って、別れた当時から成長したあなたの姿を見せましょう。
大切なことは、彼と会うことをゴールとするのではなく、別れた原因を解決したことや成長したあなたの姿を見せることです。
例えば、「自分の話ばかりでちっとも僕の仕事の話とかは聞いてくれない」といった不満をぶつけられた経緯があるあら、会って親身に彼の話を聞いてあげる（変化を見せる）と好印象を残せますよね。
いきなり話すことができなくても、
- 昔と違うヘアスタイルやファッションにする
- 新しい香水をつける
- メイクを変えてみる
といった新鮮さや変化を見せて、あなたが成長したことを彼に伝えましょう。
もちろん、性格や内面において彼に指摘された点があればそれらも改善する意識を持って振る舞うことです。
意識するだけでもあなたの振る舞いや話し方などは大きく違ってくるでしょう。
音信不通の場合
音信不通の彼に対して冷却期間を置き終わった後は、とにかくコンタクトを取ることです。
- 共通の知り合いを通してメッセージを伝えてもらう
- SNS上からメッセージを送る
- 手紙を送る
など、できそうな手段で彼とコンタクトが取れる行動をしましょう。
コンタクトを取る目的は、「自然な連絡をきっかけに、連絡のやり取りができるようになる関係性を築くこと」にあります。
連絡でやり取りできるようになれば友達関係に戻れる可能性が高まりますし、音信不通の状態から一つステップアップできるようになるでしょう。
まとめ
“復縁を成功させるにあたってどのくらいの冷却期間を置くのがベストなのか”は人それぞれになります。
ここまで読み切ったあなたは復縁に対してかなり真剣なはず。その真剣さがあるだけでも、別れた時より魅力的になれているでしょう。
本記事で冷却期間についての知識も深まったことですし、自信を持って復縁に臨んでください。
