この記事では、そもそもツインソウルとは何か、というお話から、ツインソウルの特徴や見分け方、別れを経験したツインソウルとの復縁までご紹介しています。
ツインソウルって何?という方も、せっかくツインソウルに出会えたのに別れてしまい、現在は復縁を望んでいる、という方も、ぜひ最後までお読みください。
ツインソウルとは
ツインソウルとは、日本語に直訳すると、「双子の魂」となります。
人は、肉体に魂を宿し、魂に課される試練を数多く経験して、少しずつ魂のレベルを高めていくことを求められているといわれています。
人以外の動物でも、同様にそれぞれの試練に立ち向かっています。
ツインソウルとなる人々は、元は一つの魂だったのですが、難易度の高い試練を乗り越えるために、あえて二つに分かれた魂を、それぞれ宿している人物同士をいいます。
ツインソウルは魂の年齢が高い
ツインソウルとなる人々は、これまでに何度も転生を繰り返している、年齢の高い魂を持っています。
そもそも一つだった魂が二つに分かれなければならない、ということからもわかるように、ツインソウルに与えられた試練は、とてもレベルの高いものです。
ツインソウルがいる、という人の多くは、人生のうちに幾度となく、厳しい困難に出会います。
自分にだけなぜ、と感じるかもしれませんが、それは魂の年齢が高く、周囲と比べてレベルの高い試練、学びを与えられているからにほかなりません。
ツインソウルと出会う場所
ツインソウルとの出会いは、公の場であることが多くあります。
大多数の人と会う場面だからこそ、自分と相手がツインソウルであることにとても気がつきやすいのです。
趣味のグループや習い事、多人数での飲み会など、興味のあるところへ出かけるようにすると、ツインソウルと出会いやすくなることはいうまでもありません。
ツインソウルと出会う年齢
ツインソウルとは、40代以降に出会うことが多いといわれています。
なぜなら、一度分かれた魂が、再会するための準備期間、修行期間が必要なため、あまり若いうちにそれらの準備が整う人が少ないからです。
早熟で、若いうちに魂のレベルがとても高い水準になった場合には、20代などで出会うこともありますが、レアケースといえます。
魂の結びつきが強い関係
ツインソウル以外にも①ツインレイ、②ツインフレーム、③ツインソウル、④ソウルメイトといった、魂の結びつきの強い人物と出会うことがあります。
中でもソウルメイトは、切磋琢磨しあえる仲間であったり、お互いを高めあえるパートナーとなり、生涯を通じて深い関係を保ち続けられることが多いです。
それに比べ、ツインソウルは、いつも仲よく、そばにいる、というわけにいかないこともあります。
魂の結びつきが強いからこそ、身を切るような思いで離れなければならないことも多いのが、ツインソウルの特徴といえます。
ツインソウルの特徴
では、ツインソウルにはどのような特徴があるのか、以下に7つの項目に分けて挙げておきます。
初対面なのに懐かしい
初めて会ったのに、なぜか懐かしい、ようやく会えた、という感覚を持つのは不思議なことですが、もともと一つの魂だったなら、納得できます。
長く離れていた魂の片割れに出会ったとき、懐かしい、という感覚を覚える人は多いようです。
落ち着く
懐かしいという感覚ではなく、初対面なのに落ち着く、という感覚を覚える人もいます。
とくに、普段は初対面の人と会うと人見知りしたり、緊張してしまうのに、なぜかほっとする、というときには、その相手がツインソウルである可能性があります。
生い立ちも育ちもまったく違う相手なのに落ち着く、ほっとする、というのは、魂同士が響きあっているからです。
涙があふれてくる
感覚的に優れている人でなくても、ツインソウルと出会った瞬間、涙があふれる、という経験をした人もいます。
肉体だけを見ると知らない人なのですが、魂同士はもう一つの自分との再会ですから、涙が流れるのも当然かもしれません。
離れていた間に起こった試練など、互いを思いあうため、涙があふれる、ということもあるでしょう。
体の一部分が似ている
魂が同じため、性別が違っていても、なぜか顔や手の形が似ている、ということもあります。
爪の形がそっくり、ほくろが同じ場所にある、といった特徴もあります。
しかし、すべてのツインソウルに身体的特徴があるわけではないため、手や爪の形が似ている人=ツインソウル、というわけではありません。
また、本当に双子のように似ている、という人は、ツインソウルとは違う可能性もあります。
正反対の部分もある
肉体面や感覚面でとても似た部分を持つツインソウルですが、一方で、正反対の部分も持ちあわせていることが多々あります。
食べ物の好き嫌いや、片付けのできるできない、数学の得意不得意など、正反対といえるほどの不一致があるのもツインソウルの特徴です。
二つに分かれたときに、好きと嫌いなどをちょうど真ん中で分けてしまったためでしょう。
シンパシーを感じる
話をしていて、とても共感できることが多い、というのはツインソウルの最大の特徴といえます。
これまで人に話したことのないような、自分だけの感覚でも、ツインソウル同士では驚くほどわかりあえる、ということがあります。
出会って日が浅いうちにさまざまな話をすることで、シンパシーを感じることが多々あるようなら、その相手はツインソウルかもしれません。
出会ってから人生が動き始める
ツインソウルと出会うと、それまでと人生ががらりと変わる、という人がほとんどです。
それぞれの使命を果たすために分かれた二つの魂が出会うのですから、ツインソウル同士が出会うというのは、大きな理由があってのことです。
互いに課せられた試練を乗り越え、これまでとは桁違いの大きな学びを得るために、ツインソウルは出会います。
男性の特徴
ツインソウルの男性と出会うとまず感じるのは、自分にとって、とても魅力的な男性だ、ということです。
これは見た目や学歴、社会的立場に関係なく、直感的に響くものです。
子どもの頃から大人びている
ツインソウルとして生まれた男性の多くは、子どもの頃からやけに大人びており、周りと話があわない、という人が多いそうです。
魂の年齢が高いために、子どもらしい部分が周囲と比べて少なく、レベルがあわないためだといわれています。
女性の特徴
女性の場合にも、子どもの頃から大人びている、ということはいえるかもしれません。
しかし、精神面での成長は男性よりも女性の方が早いため、周囲との差が歴然とするほどではない場合も多く、大人びている、というだけではツインソウルとして生まれたと言い切れないでしょう。
また、女性は男性のツインソウルに出会うと気づくことが多いのですが、男性から女性のツインソウルをはっきりと意識することは少なく、なぜか惹かれてしまう、と感じる男性が多いようです。
ツインソウルに出会った女性の特徴
ツインソウルに出会うと、多くの女性は綺麗になるといわれます。
それは、普通の恋愛であっても、性的エネルギーが増大し、着飾ることに意識したり、フェロモンが出るから、ということもあります。
ですが、それだけでなく、双子の片割れに再会できた喜びが、ツインソウルと出会った女性を魂レベルで引きあげ、美しく見せているのでしょう。
さらに、ツインソウルと出会うということは、大きな試練に立ち向かっていくときでもあるため、心身ともにケガレを落とし、浄化されるために、素の美しさが際立つためともいわれています。
名前の特徴
ツインソウルには、名前にも特徴のあることがあります。
不思議なようですが、シンクロする部分があるのは、当然といえば当然かもしれません。
同じ文字がある
日本人であれば、異性であるのに同じ漢字が使われていることがあります。
また、苗字の一文字が同じだったり、なんとなく似た名前の人ということもあります。
国籍が違うのに雰囲気の似た名前だったり、同じ音を共有している場合もあります。
ローマ字で二人の名前を並べ替えると、「youareme」になるなど、不思議な符号を発見することもあるでしょう。
同じ名前
男性が里見という苗字で、女性が聡美という名前であったり、男女どちらともつかない、同じ名前を持っている、という場合もあります。
また、親や兄弟と同じ名前、ということもあります。
生年月日の特徴
同じ瞬間に分かれた魂ですので、生年月日にも特徴を持っていることがあります。
とはいえ、魂の世界には空間や時間といった概念もないため、必ずしも同世代であったり、同じ国籍とは限りません。
誕生日が近い
誕生日が同じだったり、とても近いということも、ツインソウルにはよくあることです。
似たペースで試練をクリアしていった魂であれば、転生のタイミングも近く、誕生日も近い、ということが理解できます。
中には、生まれた病院が同じであったり、時間がほとんど一緒、という場合もあります。
生まれた年が近い
試練を乗り越えるタイミングが近ければ近いほど、生まれる年、つまり転生のタイミングも近いことが多いです。
とはいえ、20代と40代など、親と子ほどの違いがあったり、孫と祖父母ほどの違いのあるツインソウルもいます。
生まれた年が近いのがツインソウルなら、同級生のほとんどがツインソウル候補になってしまいますから、理解できることでしょう。
ツインソウルの見分け方
ツインソウルを持つ人の特徴を挙げましたが、ここでは具体的に、自分にとってのツインソウルと、そうでない人とを見分ける方法をご紹介します。
直感でこの人だと思う
何よりも大切にしたいのが、直感です。
直感とは、ひらめきと言い換えることもできます。
考えるよりも前に感じたこと、感情でなく感覚的にとらえることを、直感といいます。
魂が同じであれば、考えたり、感情的になる必要がないのです。
イチャイチャするのでなく話が止まらない
ツインソウルと出会うと、魂が分かれてから出会うまでのことを、互いに知りたい欲求に駆られます。
そのため、周りに仲間がいても気にならず、しかも話があまりに興味深いので、止めることができません。
もう一人の自分が過ごしてきたこれまでについて、興味がない魂などありません。
この段階では恋愛感情があるかどうかは関係ないですし、ツインソウルは必要以上にべたべたすることがありません。
そんなことをしなくても、自分たちが元々、一つであることがわかっているからです。
鏡を見ているように目が離せない
まったく外見に似たところのない人なのに、まるで昔から知っているような気がしたり、自分自身を見ているように感じるときには、その相手はツインソウルである可能性があります。
このような感覚を持つのも、魂が同じだからです。
ツインソウルは一人とは限らない
ツインソウルは12人いる、という説もあるように、必ずしも一人だけとは限りません。
そのため、多い人では同性と異性のツインソウルにそれぞれ出会うこともあります。
しかし現実には、ツインソウルと同じ年代に生まれる確率や、出会える確率はとても低く、ツインソウルがいない、という人も多いため、生きているうちにツインソウルと出会える人はごくわずかといえます。
それほどの確率だからこそ、出会えた時の喜びは計り知れないものです。
偽ツインソウルに惑わされないで
手や爪の形が似ていたり、どことなく懐かしい、という感覚を覚えたために、ツインソウルかも?と思っても、だんだんと疑わしくなることがあります。
偽ツインソウルが訪れるのは、本物のツインソウルと出会う前兆である、とする説や、魂が未熟なため、本物のツインソウルに出会うところに達していないから、とする説があります。
ここでは、偽ツインソウルの特徴をまとめておきます。
うまくいきすぎる
交際に発展するなど、関係がスムーズにいきすぎている場合は、ツインソウルではないかもしれません。
ツインソウルとは、共に試練を乗り越えることを目的に出会いますので、苦しみを伴うような関係であることの方が多いといえます。
うまくいきすぎているな、と感じたときは、その人が本当にツインソウルかどうか、直感に質しましょう。
ツインソウルだよね、と確認しあう
ツインソウルの男性は鈍感であることが多く、相手の女性がツインソウルだということにはほとんど気がつきません。
言葉で確かめあう必要がないのがツインソウルともいえます。
ですので、やけにツインソウルであることを主張したがる男性は、偽ツインソウルである可能性があります。
ツインソウルである、ということを口実に体の関係を迫るようなことは、本物のツインソウルであればありえないことです。
浮かれてしまう
ツインソウルの関係性というのは、浮かれたものではありません。
出会ったときに浮かれた気持ちになるようであれば、その人は偽ツインソウルである可能性が高いです。
ランナーとチェイサーについて
ツインソウルには、ランナー(追われるもの)とチェイサー(追いかけるもの)の関係に分かれ、大半は男性がランナー、女性がチェイサーとなります。
逆の関係でうまくいくこともありますが、ほとんどの場合、男性がチェイサー、女性がランナーとなるとうまくいきません。
ランナーとチェイサーの関係について、さらに深く紹介します。
ツインソウルに訪れる7つのステージ
まずは、ツインソウルに出会った人が経験する7つのステージを紹介します。
①認識(=出会い)
②テスト
③危機
④サイレント期間
⑤分離
⑥覚醒
⑦再会
出会ったのち、互いがツインソウルであるかのテストや、試練を乗り越えられるかどうかが次々と試されます。
その過程で、相手が本物のツインソウルかどうかを見極めていきますが、本物のツインソウルとの出会いが訪れると、それからの人生ががらりと変わっていくのが一つのサインといえます。
そして、ツインソウルの多くが、懐かしいなど出会えた喜びを感じる一方で、その関係が長続きすることはほとんどありません。
サイレント期間とも呼ばれる、ランナーとチェイサーの関係に変化していきます。
ツインソウルに与えられるサイレント期間
恋愛関係などに発展しているツインソウルの場合はとくに顕著に現れますが、男性が何の別れも告げないまま、急に姿を消してしまうことがあります。
これがサイレント期間の始まりであり、二人に与えられた試練です。
男性はある日突然、ランナーとなり、どこかへ行ってしまいます。
女性はチェイサーとなり、男性と再会するべく、探しに行くことになります。
これは分離とも呼ばれる段階で、ツインソウルが統合、つまり一つの魂に戻るための重要なプロセスです。
サイレント期間はいつ終わる?
いつまで経ってもツインソウルに再会できない、と嘆く人がいますが、サイレント期間の終わりは、人それぞれです。
数日、数週間で終わる人もいれば、年単位の時間がかかることもあります。
サイレント期間が5年以上になるなど、長すぎる場合には、相手がそもそもツインソウルでない可能性もあります。
相手がツインソウルであれば、必ずサイレント期間には終わりがあります。
統合について
認識から始まり、分離までを経験したのちに、両方の魂が一つになるための試練をすべてクリアできれば、覚醒し、統合、という最終段階へと繋がっていきます。
これには、両方の魂のレベルが同程度であり、しかも高い水準に達していることが条件となります。
この、統合と呼ばれる再会は、もう二度と離れることのない、完全なる再会です。
魂がこのレベルに達することができれば、今世のうちに再会を果たすことができます。
ツインソウルでの結婚はありえる?
必ずしも恋愛対象とはならないツインソウルですが、結婚もありえます。
分離や統合を未経験のままで結婚すると、結婚後に男性が失踪してしまうこともありえますが、統合後の結婚であれば、その後は長く続く関係になるといえます。
しかし、どの場合にせよ、ツインソウルというのは試練を受けるために生まれたような魂同士ですので、さまざまな障害が立ちはだかることを覚悟する必要があります。
ツインソウルとの別れに込められた意味
ツインソウルとの別れが意味するものは、魂の試練です。
別れることを前提に出会うと言い切っていいのがツインソウルです。
ようやく出会えた双子の片割れとの出会いですから、それはそれは、身のちぎれるような思いを経験しますが、運命づけられた別れですので、試練に立ち向かいましょう。
ツインソウルとの復縁はありえる?
ツインソウル同士における復縁とは、統合を意味します。
むしろそれ以外の方法で、サイレント期間を終わらせる方法はありません。
また、今世でサイレント期間が終えられなかった場合には、来世に持ち越し、ということになりますし、試練を乗り越えることができれば、必ず再会することも運命づけられています。
ツインソウルと復縁するための方法
具体的に、どのような行動がツインソウルとの復縁に繋がるのかをご紹介します。
ツインソウルと別れてしまったが、どうすれば復縁、統合できるかわからない、という方は参考にしてください。
自立する
まずは、依存することをやめましょう。
ツインソウルの片割れとして生まれたのですから、並以上の試練を求められると考えてください。
ツインソウルに出会えたことは一つの喜びでしょうが、そのツインソウルに依存、共依存するような関係では、健全な魂の学びができません。
共に自立した関係になるため、相手は離れていったのだ、と考え、誰にも依存することなく、自立した人間になりましょう。
別れたツインソウルに感謝する
どうしていなくなってしまったのか、と嘆いたり、相手を恨むことをやめましょう。
相手も、身を切る思いで離れていったのだ、ということを忘れないでください。
それでも魂の試練のために、あえて別れを選んだ相手に、まずは感謝する気持ちを持ちましょう。
エゴを解放する
エゴとは、利己的な心のことです。
自分だけの利益でなく、ツインソウルのための利益や、家族の利益、世界の利益、宇宙の利益を考えましょう。
自分だけが得をしたい心を排除し、利他的な行動を心がけると、結果として自分に多くのものがもたらされます。
執着も手放しましょう。
自らの使命をまっとうする
サイレント期間はどれほど続くかわかりませんが、短くするための方法が一つだけあり、それは、目の前にある試練を一つ一つ、着実に乗り越えていくことです。
相手も同じように、試練を乗り越えていると信じてください。
自分の使命をまっとうしていけば、必ず、一つの魂に戻ることができます。
瞑想する
使命をまっとうするために、瞑想を行うのはとてもいいことです。
瞑想をすることで邪念を祓うことができ、迷いを断ち切れます。
ツインソウルとの復縁を望んでいる方はとくに、瞑想を日課にされると、魂の修練になります。
まとめ
必ずいるとは限らないツインソウルですが、出会った時には直感でわかるものです。
ツインソウルの特徴を以下にまとめました。
・手や爪など体の一部分が似ている
・誕生日や名前が似ている
・初めて会ったのになぜか懐かしい感じがする
・会うと涙があふれたり、シンパシーを感じる
・出会ってから人生が動き始める
一度は出会えたのに、ツインソウルと別れてしまった、という方も、それが運命づけられた別れと気づき、高度な魂の試練を乗り越えていきましょう。
今もどこかで、双子の片割れに再び出会うため、ツインソウルが厳しい試練に立ち向かっています。